水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

都市近郊の二次林、雑木林、故郷の林、いろいろ例えられる林。40-50代の考え方が少し変わってきています。時にには、静かに自然の中で本を読んだり家族と共に時間を感じ取ったり自由な時間を過ごしたいと、そんなことのできる場所を求めてきています。まして…

海外雑誌でのニュース 4

定期購読していますドイツ、ノルトライン・ウエストファーレン州自然・環境・消費者保護研究所(Landesamt fuer Natur Umwelt und Verbraucherschutz NRW)発行の機関誌(Natur in NRW)2019.1が来ました。 本号の報告記事は、①リッペ川;2018/2019の河川景観、②オルソイヤーライン川蛇…

春の野を歩く 都市内のふるさと景

ソメイヨシノの満開宣言が出た平成31年3月27日、くしくも先に行われた大阪春場所で10勝をあげた関脇・貴景勝の大関昇進が決まりました。「貴景勝」には、とりわけ大きな印象があります。最愛の娘を亡くした昨年の11月、大相撲九州場所が行われており「貴景勝…

ヴィクトリア女王 今昔

まもなく平成が終わろうとしています。元号の変更は、これまで明治以降は天皇陛下の崩御に伴って進められてきましたが、平成天皇はご高齢になられ、グローバル化社会と関連してご公務の遂行が大変になったこととも関係しているように思います。 象徴天皇として…

白濱神社・白浜海岸

旅の楽しみは、この歳(74)になって初めて、少し余裕をもって見たり聞いたりできることでしょうか。若かりし頃は、目的・目標があり、時間が限られ、細かな点まで訪ねることができずに過ぎていきました。今では、時間的余裕もできて、今まで知らなかった地方…

ヒヤシンスの栽培・その後

ヒヤシンスの水耕栽培は小学校の理科の課題で育てた方も多いでしょうね。年末から新年、冬の期間、部屋の中や屋外に花が少なくなる頃、部屋の暖かさで育って2~3月に薫り高い綺麗な花をつけます。店先では花が少し見え始めた頃に店頭に並びます。3球位植え…

染付の魅力

友人から染付の展覧会鑑賞券を頂きました。もともと陶磁器に少なからず興味があり、中でも日常生活でよく使われてきた有田焼などには、昔の郷里岐阜での生活とも相まって、何かと気になる焼き物です。好き物が高じて、以前、研究室の卒業生が九州福岡周辺に…

超一流には超一流の喜びや苦しみが、

2017年制作、フランス映画「私は、マリア・カラス」を見ました。物凄く感動し、館内に響く彼女の歌声で体中が痺れる感覚を味わいました。映画全体を見てからの感動ではありません。始まってしばらくして、彼女のアリアの場面となり、その歌声を聴いただけで…

何でこうなるの? どうしてこうするの?

空に向かって伸び伸びと大きくなりたいなー 自由に枝を横いっぱいに広げたいなー 新宿御苑の芝生広場にあるように 垂直にも 水平にも 高く、長く、太く、見上げるような大きさに 名前の由来の花が咲くように ここに来たのはずいぶん前だなー 見晴らし良くて…

研究室卒論発表会

平成31年2月8日、日本大学緑地環境科学研究室(旧造園学、緑地環境研究室)の卒業研究発表会がありました。平成14年11月に定年退職してから後、各年度の2月、恒例の卒業研究発表会に案内頂いていましたが、なかなか参加できず今回久しぶりに聞きに行ってきま…

海外雑誌でのニュース  3

ドイツのノルトライン・ウエストファーレン州には世界的に有名な工業地帯、ルール地域があります。世界的に有名な重厚長大企業(鉄鋼業、石炭業他関連工業中心に)が、イギリスの産業革命と並び国力増強を旗印に19-20世紀をリードし、2度の世界大戦を経て大工業地帯を形成し…

海外雑誌でのニュース  余話

海外雑誌のニュースについて2編書きましたが、「ヒバリ」について関連することを少し書き足します。 ドイツでは環境保全、改善キャンペーンの対象として、省庁の壁を越えて進めることは、それほど珍しいことではなく、かなり以前から進められてきています。 「…

海外雑誌でのニュース  2

ニュース 1でお話しした続きです。私はこの雑誌を1993年から読んでいますので今年度で 25年目になります。1997年No.4(冬号)の最初のページに「1998年の鳥」として「ヒバリ」が指定になった記事が載っています。ドイツ自然保護協会(NABU;Naturschutzverband Deut…

海外雑誌でのニュース 1

私の定期購読している専門誌はドイツ・ノルトライン・ウエストファーレン州自然保護・環境保護局の雑誌 ”ノルトライン・ウエストファーレン州の自然(Natur in NRW)です。既にこれまでにも幾つか研究事例をブログに報告してきた季刊雑誌で、先般今年の4号(4/2018)が来ました。 主要テーマは①NRW…

五島美術館における展覧会と茶道

今回鑑賞した展覧会・特別展は「東西数寄者の審美眼」と銘打たれ、日本の東西の鉄道王と言われる五島慶太と小林一三が蒐集した(絵画から茶道具まで)100点に及ぶ品を展示していました。言わずと知れた五島慶太は東急電鉄、小林一三は阪急電鉄や宝塚の生みの…

横浜山手西洋館のクリスマス装飾

横浜山下公園から続く海の見える丘公園、それに続く外人墓地や丘の上に連なる洋館と屋敷の緑。例年、クリスマスが近づくとそれぞれの洋館で世界各国のクリスマス装飾展示が開催されます。ここにある8つの西洋館を指定管理者として維持管理・運営しているの…

映画雑感

今年も、後残すところ10日余りと押し詰まりました。悲喜交々いろいろあった戌年、ブログの作成も今年の後半は、いろいろ大変でなかなか書けない日が続きました。 もう2か月前の話になってしまいます。定年退職後、自由な時間に近くのシアターでロードショウ劇場では公…

今年も吊し柿

お待たせしました。最近で、最後のブログが10月17日付でしたので、1か月のご無沙汰でした。大変激動の1か月でした。今年は夏の暑さの影響や秋の深まりの遅さで、味覚の秋も少々異常の様でした。例年なら10月下旬に済ましていた渋柿の皮剥き、ことしは11月に…

古木・巨木の再利用

台風被害の記事を書きましたが、その趣旨でもう少し説明したいと思い、ドイツの事例と日本のスナップを含め写真で纏めました。 1枚目は、ドイツの庭園博が、都市の公園緑地拡大整備において重要な役割を持ってきたことは、つとに有名ですが、開催テーマで既に1980年…

台風被害

先日(9/30-10/1)の台風24号は風台風だったようで、わが家も夜半から猛烈な風で家を揺さぶられ、屋根が吹っ飛ぶのではないかと心配しました。ドッ!ドッドッ、と間を置きながら猛烈に吹き付ける強風に合わせて揺れる家を、寝ながらに感じ暫くの間、眠ること…

平成最後の藤桜祭

研究室卒業生の皆さんへ。既に造園学研究室並びに緑地・環境計画学研究室に所属されていた方とはNULA(研究室のメール)でご案内されていると思いますが、来る10月27-28日に藤桜祭が開催されます。平成最後の藤桜祭。例年、学部祭に並行して、研究室紹介があり…

わが家の生き物

数日前、家の周りのサツキの刈込にアオダイショウが来ていました。我が家の庭で初めて目にするヘビでした。これまでにヘビは全く出なかったので、どうした風の吹き回しなのかなーと思っています。 家を取り巻く猫の額ほどの緑は、以前にもブログでご紹介しまし…

外来生物 余話

私の以前の勤め先、日本大学生物資源科学部生命農学科(前;植物資源科学科、旧;農学科)造園科学研究室(前;造園学研究室、緑地環境計画学研究室)にも、外来生物に関係する調査研究が以前からあります。 その外来生物は、カミツキガメやミシシッピーアカミミガメ、タイワンリ…

外来生物との付き合い方

先日、9月11日読売新聞の国際ページに街角ノートという欄があり、「悪役」ザリガニ名物料理、という記事がありました。冒頭の一部を再録してみます。 「外来生物」への対応に苦心しているのは、世界中どこも同じ。ドイツ・ベルリンでは、公園の池で繁殖するアメリカザリガニの…

展覧会巡り  19   LOUVRE

アントワーヌ=ジャン・グロ;1771-1835 アルコレ橋のボナパルト1796・11・17) 左 ヴェロネーゼ;パオロ・カリアーリ;1528-1588 女性の肖像(美しきナーニ)右 東京乃木坂、と言っても土地勘の無い人には分かり難い場所です。青山墓地の近くでも分かりずらいですかね。日本学術会議のある場所…

緑ありせば  その2

私のブログNo.127(2018.06.22)で、ブロック塀を無くして緑の生垣にしたら、との思いを書きました。あれから2か月が過ぎてしまいましたが、文科省が来年度予算の構想の中でブロック塀の安全対策支援に費用の1/3補助の事業化を考えている旨の記事が出ました。予算規…

向日葵 その2

先日、近くのヒマワリ畑の記事を書きましたが、今回はその2です。昨日、タウン誌(新百合ヶ丘、柿生を中心とした地域ニュースを載せるタウンニュースNo.624)が入っていました。その中に、向日葵畑の記事がありました。少し追加することがありましたので、「その2…

向日葵 雑感

6月5日以来の「お知らせ」コーナーです。カテゴリーに「お知らせ」がありますが今回は思うがままに「向日葵」を書いてみました。 「ひまわり」と言えば画家の ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)でしょう。35歳の頃の名画で、南フランスの太陽の象徴として描い…

ドイツ・NRW州機関誌 Natur in NRW 夏号(2018.No.2) より

● 今回の報告はNo.2(夏号)の話題で、以下の通りです。(上の写真は冊子の表紙絵です) 草地果樹園(Streuobstwiesen)は果樹の下の草地の在り方について述べられています。ドイツでは街路樹*としても以前から果樹が良く使われていましたが、果樹の生産に特化…

映画;ルイ14世の死・雑感

身の周り近くに、知る人ぞ知る名画館「川崎市アートセンター」があります。世界の名画、ロードショウ劇場で取り上げられることのない名画を上映しています。近くであるため、時々鑑賞に出かけています。先日も「ルイ14世の死」と「マルクス・エンゲルス」(どちらもフランス映画)を…