水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

状況報告

FNEC 今と今後

日本大学生物資源科学部の付属施設の一つに、富士自然教育センター(FNEC)があります。これまで、植物資源科学科、生命農学科両学科の在校生、卒業生の皆さんのうち、造園学、緑地環境科学両研究室、造園緑地科学研究室で実習を行った学生諸君にとってFNECは…

都市近郊の緑地 2

平成最後の週、天候が安定しないのは残り少なくなった平成を惜しむかのようです。4月25日に横浜市新治の森へ、そして29日には町田市薬師池公園へ出かけてみました。 新治市民の森は、以前のブログに書きました寺家ふるさと村同様、横浜市で東京都町田市との市…

都市近郊の緑地 1

都市近郊の二次林、雑木林、故郷の林、いろいろ例えられる林。40-50代の考え方が少し変わってきています。時にには、静かに自然の中で本を読んだり家族と共に時間を感じ取ったり自由な時間を過ごしたいと、そんなことのできる場所を求めてきています。まして…

春の野を歩く 都市内のふるさと景

ソメイヨシノの満開宣言が出た平成31年3月27日、くしくも先に行われた大阪春場所で10勝をあげた関脇・貴景勝の大関昇進が決まりました。「貴景勝」には、とりわけ大きな印象があります。最愛の娘を亡くした昨年の11月、大相撲九州場所が行われており「貴景勝…

ヴィクトリア女王 今昔

まもなく平成が終わろうとしています。元号の変更は、これまで明治以降は天皇陛下の崩御に伴って進められてきましたが、平成天皇はご高齢になられ、グローバル化社会と関連してご公務の遂行が大変になったこととも関係しているように思います。 象徴天皇として…

染付の魅力

友人から染付の展覧会鑑賞券を頂きました。もともと陶磁器に少なからず興味があり、中でも日常生活でよく使われてきた有田焼などには、昔の郷里岐阜での生活とも相まって、何かと気になる焼き物です。好き物が高じて、以前、研究室の卒業生が九州福岡周辺に…

五島美術館における展覧会と茶道

今回鑑賞した展覧会・特別展は「東西数寄者の審美眼」と銘打たれ、日本の東西の鉄道王と言われる五島慶太と小林一三が蒐集した(絵画から茶道具まで)100点に及ぶ品を展示していました。言わずと知れた五島慶太は東急電鉄、小林一三は阪急電鉄や宝塚の生みの…

今年も吊し柿

お待たせしました。最近で、最後のブログが10月17日付でしたので、1か月のご無沙汰でした。大変激動の1か月でした。今年は夏の暑さの影響や秋の深まりの遅さで、味覚の秋も少々異常の様でした。例年なら10月下旬に済ましていた渋柿の皮剥き、ことしは11月に…

台風被害

先日(9/30-10/1)の台風24号は風台風だったようで、わが家も夜半から猛烈な風で家を揺さぶられ、屋根が吹っ飛ぶのではないかと心配しました。ドッ!ドッドッ、と間を置きながら猛烈に吹き付ける強風に合わせて揺れる家を、寝ながらに感じ暫くの間、眠ること…

わが家の生き物

数日前、家の周りのサツキの刈込にアオダイショウが来ていました。我が家の庭で初めて目にするヘビでした。これまでにヘビは全く出なかったので、どうした風の吹き回しなのかなーと思っています。 家を取り巻く猫の額ほどの緑は、以前にもブログでご紹介しまし…

展覧会巡り  19   LOUVRE

アントワーヌ=ジャン・グロ;1771-1835 アルコレ橋のボナパルト1796・11・17) 左 ヴェロネーゼ;パオロ・カリアーリ;1528-1588 女性の肖像(美しきナーニ)右 東京乃木坂、と言っても土地勘の無い人には分かり難い場所です。青山墓地の近くでも分かりずらいですかね。日本学術会議のある場所…

海外専門雑誌の購読

情報化が進んでいます。身近なニュースや連絡が瞬時に広範に広がる時代になって来ています。が、情報の内容と使われ方が問題でしょう。便利で役立つのは対象が不特定多数か特定個人かにより大いに異なります。発信する方も受信する方も、その点については十分配…

展覧会巡り 18   ターナー 風景の詩

日本の洋画家東郷青児は独自の女性画像で洋画界と言わずファッション界でも一世を風靡した画家として有名である。彼の作品を中心とした美術館が新宿にある。その名も東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館である。この美術館で4月から7月(4/24~7/1)までイギリス風…

湘桜みどり会総会  (平成30年)

平成30年6月23日(土)午後、日本大学生物資源科学部湘桜みどり会の年次総会が大学キャンパスのある湘南六会で開催され学生を含め卒業生参加の内で就職説明会、年次総会、特別講演会と懇親会が開催されました。3,4年生在学生の参加が半分と少なく、やや盛り…

大阪北部地震 ・ 緑ありせば

同じ歳の子供を身内に持つ人間としてあまりに惨い、辛い、悲しすぎるニュースです。数日前の平成30年6月18日早朝(7:58)大阪北部を震源とする地震があり通勤、通学時に大きな影響を与え、同時に社会的インフラの広域的被害により日常生活がマヒする事態になっていま…

展覧会巡り 17  横山大観展

色々な展覧会がいろいろな美術館、博物館で行われています。開催会期(展示期間)が長いものもあれば短いものもあり、いろいろです。しかも会期が長い場合、多くは前・後期2分して展示内容も一部変えて行われる場合が少なくありません。今回の展覧会は所蔵美…

今年は早い刈込作業    身近な緑   その3

不順な天候が続く2018年の5月ですが、いかがお過ごしでしょうか。大変暑い夏日になりそうな日があったかと思うと、朝夕一段と肌寒く、日中でも15度前後の曇り空の日があったりして気温の変化について行くのが大変です。季節の変化も異常な陽気に惑わされるよ…

東海道五十三次  今・昔   その21

人生、持つべきものは友と親兄弟、困った時に頼れるのは兄弟であることを実感しています。草津の宿泊が5月の連休で不可能となった「東海道歩き」、助け舟を出してくれた弟に感謝です。ゆったりとした朝、いつものように6:30には起き出して最後の東海道の歩み…

東海道五十三次  今・昔  その20

朝、目が覚めて最初に気になるのはその日の天候です。カーテンを開けると幸い雨は降っておらず曇り空、遠くの空の一部は青空で一安心でした。ホテルのレストランでバイキング形式の朝食(7時)。しっかり十分に味わって食べ、荷物を整理してリュックサックに詰め出発しました(8時…

東海道五十三次  今・昔  その19

前日の天気予報で5月2日(水)は午後から雨が降るでしょう、とありました。朝早く旅立つために前日に隣のコンビニで傘を買って、降らないうちは杖として利用することとしました。ホテルの朝食は6時半から、地元産品を使ったバイキング方式・美味しそうと思いながらも…

東海道五十三次  今・昔  その18

今日は5月1日(火)メーデー。労働者の祭典の日。有給が取れる人は前週の28日(土)からの連休中日です。私はこの日が東海道2日目、四日市宿から石薬師宿(~11km:内6.5kmは前日踏破済)、庄野宿(~4.1km)、亀山宿(~9.3km)を目指す計画でした。ホテル…

東海道五十三次  今・昔  その17

「東海道五十三次かち歩き」を思い立ったのは1年前の冬でした。実際に歩き始めたのは暖かくなり始めた2017年3月11日(土)。日本橋から歩きはじめ、京都三条大橋を夢見て、その日は日帰りで品川まで歩き始めました。 それから1年以上経過した2018年初夏、5月…

展覧会巡り   16   光琳と乾山

4月にしては暑い日となった20日、以前に訪れた根津美術館へ尾形光琳・乾山展を見に行きました。尾形光琳と乾山は性格の違う兄弟だったようで、どちらかというと放蕩的な兄光琳、質素で物静かで思索的な弟乾山と言われています。兄は稀代の日本画家、弟乾山は…

外国友人訪日談

1989年(平成1年)、今から30年程前になります。当時の埼玉県野鳥の会*主催による「西ドイツ自然環境調査」の計画立案および実施視察のコーディネートに携わりました。日本大学の関係者が同野鳥の会におられたことから、私が加わることになりました。私は、その前か…

緑滴る秩父・三峰

世の中の動きを知るのに新聞、テレビ、ラジオなどいろいろな媒体がありますが、ゆっくり、じっくり考え、味わう上では新聞が一番でしょうか。季節の便りや今が旬の記事に誘われてその場所を訪れることも度々あります。 今回は春の美しい花の便りでお馴染みの…

展覧会巡り   15  春の院展を見る

平成30年4月、関東ではソメイヨシノの一重桜が終わり、里桜も折からの強風に花を揺すられ花吹雪になっています。木々の若葉が柔らかな萌黄色で彩り始めました。遠く近く透けて見えていた森や林の景色も緑のカーテンに包まれて身近な風景がはっきりしてきました。「目に…

展覧会巡り  13  熊谷守一

これまで「展覧会巡り」の題でいろいろなものを見て書いてきた。展覧会の内容の案内や鑑賞のポイントは新聞に掲載されるものを参考にすることが多い。3月3日付読売新聞「時の余白に;純粋の人とひろき人々と;編集員芥川喜好の解説記事」があった。画家、熊谷守…

映画「空海」を見る

東宝×角川の共同製作による映画「KU-KAI- 空海」、原作は夢枕獏(沙門空海唐の国にて鬼と宴す;角川文庫)、監督は:陳 凱歌(チェン・カイコー;カンヌ映画祭パルム・ドール、ゴールデングローブ賞受賞などで有名な中国の監督)日中を代表する実力派有名俳優による活劇大作である…

展覧会巡り  北斎再び

昨年に引き続き、展覧会巡りを続けています。昨年同様、葛飾北斎への注目度は依然として高く、いろいろな会場で展覧会が行われてきています。一つは鎌倉国宝館における「北斎と肉筆浮世絵;会期2018.01.04~2018.02.04」もう一つは昨年秋から続く上野国立西…

2018年 平成30年 戌年の始まり

ブログ勝野をごらんの皆様。 明けましてオメデトウございます。旧年中は私の呟きにお付き合いいただきまして誠に有難うございました。心より深くお礼申し上げます。 新年の年頭に当たり、皆様のご健勝とご多幸をお祈りするとともに皆様にとって素晴らしく実…