水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

随想

東海道を歩き終って

5月の連休終了と共に、私の東海道徒歩一人旅も終了しました。思えば細切れの歩き旅でしたが、昨年2017年の3月にスタートした時点では、いつ全53宿踏破、満願に達するか分かりませんでした。昨年の日本造園学会(日本大学湘南キャンパス開催)の交流会で、可能な…

報道の自由と国家機密  

国家機密は、科学技術の進歩や社会・経済の国際化により複雑になり、地球環境がより狭く国際情勢がより複雑化するにつれ重要となって来ている。支援や援助が民間で行われていても、それに参加する人が属する国にとって関連情報の取り扱いは難しくなる。 今、…

記念切手  

記念切手はいつの頃からか、いろいろな写真や絵が多種多様に盛り込まれたものに変わってきています。シリーズ物の記念切手でも、以前は1-2種類ほどの切手がシートを構成していましたが、今は郷土シリーズでも花や果物・野菜シリーズでも1枚1枚違ったモチーフの切手になって…

4月1日 エイプリルフール・嘘? 忘れること? 

新年度が始まりました。平成最後の年、平成30年、2018.4.1、いろいろな物が新しくなる年度初め、学校に通う人は入学や進級、社会人の新人は新しい世界が始まります。 前年度の最後に来て、それ以前に受診した定期健康診断(人間ドック)で問題点が指摘されて…

映画、戦争 そして私

2月は一年で最も寒く、しかも最も日が少ない月。あれよあれよという間に節分、立春、ヴァレンタインデー、雨水、春一番(東風)と暦や自然に追いまくられて過ぎてしまう。外に出る時間が少なくなり運動不足になりがちな月でもある。社会もそれに沿って、人を外へ連…

今年も干し柿づくり

平成30年もしっかりした色と形、味の良い干し柿が出来上がりました。毎年、11月中旬に故郷の岐阜の柿農家から弟が買い求めてくれ、送付してくれる大ぶりの渋柿(品種名:蜂屋)100個。干し柿づくりの行程は、片手程の大きさの柿、100個の皮剥きから始まりま…

生活の中の静けさと緑

「静けさ」は私たちの生活の中でどのように考えたらよいのであろうか。 先日、民間放送(日本放送)の番組(朝ラジ)の中でアナウンサーが投書を紹介し問題を提起していた。その投書の内容は、寒い冬の夜、火の用心の注意を喚起させる子供たちによる火の用心の夜回り…

夢と希望  実現性の軽重

毎年正月元旦、日の出を待って新年初詣に出かける。今年も、快晴の朝、暁の空から射す美しい初日の光を背に受け、電車を乗り継いで都内・赤坂にある日枝神社と原宿にある明治神宮へ参拝に出かけた。毎年恒例の初詣であり、特段の望み・希望を持って出たわけ…

墓地に想う

私は間もなく73歳になる。以前から一家の主として「墓」について意見を求められてきた。高校を卒業し岐阜の田舎から東京に出て家を構えた。今は亡き父が生前、私の墓をどうするか考えていたようで、故郷に「墓地」を持たせたいと考え、用地を確保していた。…

電柱と景観

先日(11月10日)の読売新聞に写真家、港 千尋氏の記事が掲載されていた。記事のタイトルは「考景・2017、電柱」であった。見出しに「異常な多さ、日常風景に」とあった。見慣れてしまっている電線のある光景に何の疑問も持たずに生活している人には、添付されて…

最近の心配事

食欲の秋、読書の秋、錦秋の景観など素敵な季節の到来となっていますが、日大造園研の卒業生の皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。食欲も読書も、また素晴らしい景観を楽しむ「旅」も健康であればこそ十分に味わうことが出来ます。自らの歳もあって…

我が家の庭の歴史; 身近な緑とは 2

庭や公園の竣工時には植栽工が完成形で納められる場合が殆どです。建物周りが植物(樹木や草花)で埋め尽くされ、ともすると低木が密植、植え過ぎであったり、高木の支柱がやたらと目立って外部造園空間の美しさが台無しになる場合も少なくありません。また…

我が家の庭の歴史;  身近な緑とは  1

小さな面積で大きな緑を作り上げるには、どうしたらよいのでしょうか? 日本の都市では狭い空間に多くの人が住んでいるため、緑を増やすのに大変苦労しています。街路樹一つとっても歩道や車道が狭く、すぐ近くに建物が接しており自由に枝葉を広げ大きな緑を…

最近見た映画あれこれ

年金生活に入って厚遇されることはシニアとしての優待、特典ですかね。60歳、65歳か70歳か、現代社会では線引きの難しさもありますが、年金についても、早く貰うか遅く貰うかどちらが良いか思案しどころです。人の平均寿命と関係があったり明日への命の保証…

川沿いの桜並木 あれこれ

私の家の近くに麻生川があります。昭和30年ころまでは里山が広がり、田畑が川沿いに多く見られた地区を流れています。近くで流域面積が大きい鶴見川に合流し横浜市から東京湾に注いでいます。以前には谷戸水田も幾らか潤していたのでしょうが昭和40年代以降…

河鍋暁斎・絵に託したもの

浮世絵師・河鍋暁斎の名は全く知らなかった。日本放送で落語家春風亭昇太が伊藤若冲の評価に負けず劣らず絵師暁斎を取り上げ、その絵の魅力と彼の力量を宣伝し見なけりゃ損と声を張り上げていた。新聞による紹介でも、彼の写生力、表現内容が素晴らしく、激…

伝統行事・だるま市

達磨大師については以前、禅の展覧会の記事で触れましたが、一般に手も足もない「ダルマ」の置物でよく知られ、庶民の信仰対象として現在まで長く根付いているお祭り、市が「だるま市」です。3月3-4日の深大寺だるま市も日本三大だるま市の一つとして有名と…

今大切なこと

今日は暦の上で大寒、物皆寒さに耐えて春の到来を静かに待っています。 でも微かにどこかで春の息吹が感じられます。 この写真は何だか分かりますか?何か切り取られた大木のようです。高さが1.5~1.8mの所でバッサリ切られています。樹名板が見えます。「ソ…

閑話休題

厳冬期、まさに日本全土を大寒波が覆っていて九州から北海道まで雪模様を報じています。日本海側の地方では、それ以前から続く大雪で所によっては一晩で1.5mも積もったとあります。中国地方の瀬戸内側、広島市でも10-20cmの積雪と伝えています。それに比べて…

2016年さようなら、ありがとう

2016年大晦日、間もなく紅白歌合戦が始まる時間、残り少なくなってきました。今年もいろいろありました。退職して2年、まだ時間の計画的過ごし方が十分ではないのですが、年の最後に恒例の10大ニュースを月日の流れに沿って始めてみます。 1月:正月は毎年、初…

生きてきた26,662日

昭和19年11月生まれは戦中派なのか、戦後派なのか。同年の10月25日は叔父(父の兄)が激戦のレイテ湾で戦艦扶桑に乗っており、魚雷、砲弾を浴びて扶桑は撃沈、全員戦死と報告されている。その1か月後、私が生まれた。この年、1944年は閏年。今年平成28年も閏…

秋の情景

増しに寒さが増しますが。さざんか(山茶花)で感じること、考えること。童謡の「たき火」。「さざんか さざんか咲いた道、たき火だたき火だ落ち葉焚き」、という歌があります。神無月にもなって秋が深まってきて、垣根のサザンカが咲き誇ってくると、遂、口…