水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

随想

ヒヤシンスの栽培・その後

ヒヤシンスの水耕栽培は小学校の理科の課題で育てた方も多いでしょうね。年末から新年、冬の期間、部屋の中や屋外に花が少なくなる頃、部屋の暖かさで育って2~3月に薫り高い綺麗な花をつけます。店先では花が少し見え始めた頃に店頭に並びます。3球位植え…

超一流には超一流の喜びや苦しみが、

2017年制作、フランス映画「私は、マリア・カラス」を見ました。物凄く感動し、館内に響く彼女の歌声で体中が痺れる感覚を味わいました。映画全体を見てからの感動ではありません。始まってしばらくして、彼女のアリアの場面となり、その歌声を聴いただけで…

何でこうなるの? どうしてこうするの?

空に向かって伸び伸びと大きくなりたいなー 自由に枝を横いっぱいに広げたいなー 新宿御苑の芝生広場にあるように 垂直にも 水平にも 高く、長く、太く、見上げるような大きさに 名前の由来の花が咲くように ここに来たのはずいぶん前だなー 見晴らし良くて…

海外雑誌でのニュース  余話

海外雑誌のニュースについて2編書きましたが、「ヒバリ」について関連することを少し書き足します。 ドイツでは環境保全、改善キャンペーンの対象として、省庁の壁を越えて進めることは、それほど珍しいことではなく、かなり以前から進められてきています。 「…

映画雑感

今年も、後残すところ10日余りと押し詰まりました。悲喜交々いろいろあった戌年、ブログの作成も今年の後半は、いろいろ大変でなかなか書けない日が続きました。 もう2か月前の話になってしまいます。定年退職後、自由な時間に近くのシアターでロードショウ劇場では公…

古木・巨木の再利用

台風被害の記事を書きましたが、その趣旨でもう少し説明したいと思い、ドイツの事例と日本のスナップを含め写真で纏めました。 1枚目は、ドイツの庭園博が、都市の公園緑地拡大整備において重要な役割を持ってきたことは、つとに有名ですが、開催テーマで既に1980年…

外来生物 余話

私の以前の勤め先、日本大学生物資源科学部生命農学科(前;植物資源科学科、旧;農学科)造園科学研究室(前;造園学研究室、緑地環境計画学研究室)にも、外来生物に関係する調査研究が以前からあります。 その外来生物は、カミツキガメやミシシッピーアカミミガメ、タイワンリ…

外来生物との付き合い方

先日、9月11日読売新聞の国際ページに街角ノートという欄があり、「悪役」ザリガニ名物料理、という記事がありました。冒頭の一部を再録してみます。 「外来生物」への対応に苦心しているのは、世界中どこも同じ。ドイツ・ベルリンでは、公園の池で繁殖するアメリカザリガニの…

緑ありせば  その2

私のブログNo.127(2018.06.22)で、ブロック塀を無くして緑の生垣にしたら、との思いを書きました。あれから2か月が過ぎてしまいましたが、文科省が来年度予算の構想の中でブロック塀の安全対策支援に費用の1/3補助の事業化を考えている旨の記事が出ました。予算規…

向日葵 その2

先日、近くのヒマワリ畑の記事を書きましたが、今回はその2です。昨日、タウン誌(新百合ヶ丘、柿生を中心とした地域ニュースを載せるタウンニュースNo.624)が入っていました。その中に、向日葵畑の記事がありました。少し追加することがありましたので、「その2…

向日葵 雑感

6月5日以来の「お知らせ」コーナーです。カテゴリーに「お知らせ」がありますが今回は思うがままに「向日葵」を書いてみました。 「ひまわり」と言えば画家の ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)でしょう。35歳の頃の名画で、南フランスの太陽の象徴として描い…

映画;ルイ14世の死・雑感

身の周り近くに、知る人ぞ知る名画館「川崎市アートセンター」があります。世界の名画、ロードショウ劇場で取り上げられることのない名画を上映しています。近くであるため、時々鑑賞に出かけています。先日も「ルイ14世の死」と「マルクス・エンゲルス」(どちらもフランス映画)を…

ターナーの生きた時代と ”にわ”

W・ターナーは18-19世紀にまたがって活躍したイギリスの風景画家である。彼は76歳(亡くなった歳)に「私は今から無に帰る」という言葉を残している。この言葉は何を意味するのだろうか。描く気持ち、描く心が無くなったのか。時代の激しい変化に付いて行けなくなっ…

映画「モリのいる場所」と33周年展

以前訪れた熊谷守一美術館へ再び足を運びました。最初に訪れたのは春の訪れが早く桜満開の3月25日、皇居北の丸下、九段にある昭和館での特別企画展を見た後です。この昭和館特別企画展(展覧会巡り14 参照)を見終わった後、豊島区千早町にある熊谷守一美術…

孟宗竹と淡竹、筍

数日前、以前勤務していました日本大学の外部研修施設【富士自然教育センター;FNEC)を経由して現地産の淡竹の筍を戴きました。早速簡単に灰汁抜きをして数種の料理で戴きました。とても懐かしく、美味しい夕食でした。懐かしいというのは、子供の頃、生家の屋…

東海道を歩き終って

5月の連休終了と共に、私の東海道徒歩一人旅も終了しました。思えば細切れの歩き旅でしたが、昨年2017年の3月にスタートした時点では、いつ全53宿踏破、満願に達するか分かりませんでした。昨年の日本造園学会(日本大学湘南キャンパス開催)の交流会で、可能な…

報道の自由と国家機密  

国家機密は、科学技術の進歩や社会・経済の国際化により複雑になり、地球環境がより狭く国際情勢がより複雑化するにつれ重要となって来ている。支援や援助が民間で行われていても、それに参加する人が属する国にとって関連情報の取り扱いは難しくなる。 今、…

記念切手  

記念切手はいつの頃からか、いろいろな写真や絵が多種多様に盛り込まれたものに変わってきています。シリーズ物の記念切手でも、以前は1-2種類ほどの切手がシートを構成していましたが、今は郷土シリーズでも花や果物・野菜シリーズでも1枚1枚違ったモチーフの切手になって…

4月1日 エイプリルフール・嘘? 忘れること? 

新年度が始まりました。平成最後の年、平成30年、2018.4.1、いろいろな物が新しくなる年度初め、学校に通う人は入学や進級、社会人の新人は新しい世界が始まります。 前年度の最後に来て、それ以前に受診した定期健康診断(人間ドック)で問題点が指摘されて…

映画、戦争 そして私

2月は一年で最も寒く、しかも最も日が少ない月。あれよあれよという間に節分、立春、ヴァレンタインデー、雨水、春一番(東風)と暦や自然に追いまくられて過ぎてしまう。外に出る時間が少なくなり運動不足になりがちな月でもある。社会もそれに沿って、人を外へ連…

今年も干し柿づくり

平成30年もしっかりした色と形、味の良い干し柿が出来上がりました。毎年、11月中旬に故郷の岐阜の柿農家から弟が買い求めてくれ、送付してくれる大ぶりの渋柿(品種名:蜂屋)100個。干し柿づくりの行程は、片手程の大きさの柿、100個の皮剥きから始まりま…

生活の中の静けさと緑

「静けさ」は私たちの生活の中でどのように考えたらよいのであろうか。 先日、民間放送(日本放送)の番組(朝ラジ)の中でアナウンサーが投書を紹介し問題を提起していた。その投書の内容は、寒い冬の夜、火の用心の注意を喚起させる子供たちによる火の用心の夜回り…

夢と希望  実現性の軽重

毎年正月元旦、日の出を待って新年初詣に出かける。今年も、快晴の朝、暁の空から射す美しい初日の光を背に受け、電車を乗り継いで都内・赤坂にある日枝神社と原宿にある明治神宮へ参拝に出かけた。毎年恒例の初詣であり、特段の望み・希望を持って出たわけ…

墓地に想う

私は間もなく73歳になる。以前から一家の主として「墓」について意見を求められてきた。高校を卒業し岐阜の田舎から東京に出て家を構えた。今は亡き父が生前、私の墓をどうするか考えていたようで、故郷に「墓地」を持たせたいと考え、用地を確保していた。…

電柱と景観

先日(11月10日)の読売新聞に写真家、港 千尋氏の記事が掲載されていた。記事のタイトルは「考景・2017、電柱」であった。見出しに「異常な多さ、日常風景に」とあった。見慣れてしまっている電線のある光景に何の疑問も持たずに生活している人には、添付されて…

最近の心配事

食欲の秋、読書の秋、錦秋の景観など素敵な季節の到来となっていますが、日大造園研の卒業生の皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。食欲も読書も、また素晴らしい景観を楽しむ「旅」も健康であればこそ十分に味わうことが出来ます。自らの歳もあって…

我が家の庭の歴史; 身近な緑とは 2

庭や公園の竣工時には植栽工が完成形で納められる場合が殆どです。建物周りが植物(樹木や草花)で埋め尽くされ、ともすると低木が密植、植え過ぎであったり、高木の支柱がやたらと目立って外部造園空間の美しさが台無しになる場合も少なくありません。また…

我が家の庭の歴史;  身近な緑とは  1

小さな面積で大きな緑を作り上げるには、どうしたらよいのでしょうか? 日本の都市では狭い空間に多くの人が住んでいるため、緑を増やすのに大変苦労しています。街路樹一つとっても歩道や車道が狭く、すぐ近くに建物が接しており自由に枝葉を広げ大きな緑を…

最近見た映画あれこれ

年金生活に入って厚遇されることはシニアとしての優待、特典ですかね。60歳、65歳か70歳か、現代社会では線引きの難しさもありますが、年金についても、早く貰うか遅く貰うかどちらが良いか思案しどころです。人の平均寿命と関係があったり明日への命の保証…

川沿いの桜並木 あれこれ

私の家の近くに麻生川があります。昭和30年ころまでは里山が広がり、田畑が川沿いに多く見られた地区を流れています。近くで流域面積が大きい鶴見川に合流し横浜市から東京湾に注いでいます。以前には谷戸水田も幾らか潤していたのでしょうが昭和40年代以降…