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水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

今大切なこと

随想

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今日は暦の上で大寒、物皆寒さに耐えて春の到来を静かに待っています。
でも微かにどこかで春の息吹が感じられます。
この写真は何だか分かりますか?何か切り取られた大木のようです。高さが1.5~1.8mの所でバッサリ切られています。樹名板が見えます。「ソメイヨシノ」 と書かれています。
そうです何処かで長年美しい花を咲かせ,春を彩っていた桜の大木です。人間の都合で邪魔になって切られ捨てられる定めだったようです。心ある造園家が時間と文化の視点から再生を考えたようです。この桜は幹の直径が50ー60cmもあり長年成長し,広く枝葉を広げ沢山花を咲かせて来ていました。
故あって動かされることになり,こんな姿にされてしまいました。でも残れただけでも良しとしなければ。大学のキャンパス内であれば、もっと有効に再利用されて良いと思いますが。
 移植して2年、しっかり根を張り沢山若枝を出したら、枝葉を選んで剪定して良い枝が伸びて来ました。真冬なのに枝の中には少し花芽が付いていて、ここ数日間の暖かさで花が咲きました。このしっかりした若枝は将来太い枝になってこの広場で見事な花を咲かせてくれるでしょう。多くの学生たちの成長と合わせて桜も逞しく大きくなることを楽しみにしています。移植による再生は大変ですがもっと積極的に進める必要があります!
 少なくとも大径木は、それを切る人の年齢よりはるかに多くの年月を生きて来たはずですから。 

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