水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

わが家の生き物

 数日前、家の周りのサツキの刈込にアオダイショウが来ていました。我が家の庭で初めて目にするヘビでした。これまでにヘビは全く出なかったので、どうした風の吹き回しなのかなーと思っています。

 家を取り巻く猫の額ほどの緑は、以前にもブログでご紹介しましたように今から42前に苗木を植栽し時間が経っていますので、狭い場所に大きくなった樹木や生垣が枝葉を広げています。最初に植栽したヒメシャラは20cm位の苗木でしたが今では6mほどの木に成長していますし、後に実生から育ったアラカシも立派な高垣になっています。ドウダンツツジの生垣は高さ1m、厚みが30cm近くです。生垣の根元にはサツキツツジがあって毎年綺麗に花を付けます。

 そんな茂みの中をニホンカナヘビニホントカゲがチョロチョロ走り回っています。2軒隣の家が立て直しをして古い家屋を解体し、隣家(同じ時期に建売で住んでた家)が家を売却したためその家も解体されたためか、その直後にネズミの侵入騒ぎが起こりました。いろいろ駆除対策をしていますが、先日、アオダイショウを見てからはパッタリ、ネズミの形跡や音も無くなりました。どうやらアオダイショウがネズミを追っ払ってくれたようです。

 ニホンカナヘビニホントカゲは依然として植木周りを出たり入ったりしていますので、まだヘビの餌食にはなっていなくて、上手く逃げ回っているようです(喜)。

 秋が深まるのと合わせ、玄関門燈周りや家の中の天井近くの窓際上の方にニホンヤモリも顔を見せるでしょう。

 秋の気配が感じられ、少し涼しくなってきた最近、シジュウカラが庭の木に戻ってきました。グジュグジュ、チチッチと枝を渡り歩いています。いよいよ餌を木の枝にぶら下げる季節になりそうです。スーパーの精肉コーナーで脂身(ラード)を貰ってきてアワ・ヒエの実を練り込んで餌ボールを作る準備を始めなくてはと思っています。

 こうして次第に木々の葉が少なくなっていき、秋の深まりに合わせて猛暑に耐えた生き物たちが戻ってきます。 

 そんな彼岸の入り、彼岸花マンジュシャゲ)も満開に近づいています。

 

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