水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

今年も吊し柿

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 お待たせしました。最近で、最後のブログが10月17日付でしたので、1か月のご無沙汰でした。大変激動の1か月でした。今年は夏の暑さの影響や秋の深まりの遅さで、味覚の秋も少々異常の様でした。例年なら10月下旬に済ましていた渋柿の皮剥き、ことしは11月に入ってしまいました。慌ただしい最中の貴重な一日を使って、100個に及ぶ柿の皮剥きをしました(写真参照)。

 20個ずつ皮を剥いては2個を紐を結ぶのですが、始めのうちは快調でした。でも半分過ぎには右手手首が攣り、痛くなってきましたが我慢してなんとか剥き終りました。剥き終り紐を掛け終わった柿は、例年通り、2階のベランダ軒下に吊るしました(写真参照)。

 1週間もすると黄橙色だった渋柿が赤茶けて最初の大きさから2/3位に小さく縮まってきます。秋の乾燥した快晴日が続き徐々に吊るし柿らしくなって来ています。

 岐阜の弟の所は剥いた柿の実の消毒を兼ねて剥き終った柿を焼酎に着けて干すと言っておりましたが、わが家では何もせず、そのまま天日に干すだけです。年明けに表面はしっかり焦げ茶色に変わり、萎びて表面に白点が浮かんできます。

 ドイツの友人に毎年遅れたXマスプレゼントとして送っていますが、大変珍しく、また好評でそのまま食べる以外に料理やお菓子作りに使って味を満喫してる、とあります。

手作りの「干し柿=王禅寺産」は今年も順調に進んで、100個もあっという間に無くなることでしょう。我が家には1割も残りません。毎年恒例の干し柿づくりです。