水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

晩秋の一コマ

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 今年は新年号「令和」の年、早いものでもう師走になってしまいました。季節の移り変わりが例年になく2-3週間遅れたようです。これも異常気象、地球温暖化の一端ではないかと憶測がされていますが。新聞では今年の10大ニュース選びも取り上げられ、「新語・流行語大賞」では「ONE TEAM」に決まりました。

 例年ですと11月下旬には終了し、枝先に数枚の葉を残すぐらいで落ち葉掃きも終わるのですが、今年は葉も未だ十分小枝に残り毎朝散り降っています。朝夕の冷え込みが時期を選んで厳しく到来しないため、木の葉の紅葉もスカッとしません。例年ですと赤・橙・黄・黄緑など変化に富んだ色合いの美しい落ち葉が見れれるのですが、今秋は一様に黄変するだけです。

 小さな庭ですが幼木から年代を重ねて大きくなった樹木(ヤマザクラ・ブナ・クヌギ・コナラ・ヒメシャラ等)が敷地の縁に生え大きくなって、夏は日陰、秋は紅葉、冬枯れの樹枝を演出しています。

隣近所にも季節の移り変わりを示す景色を作り出していますが、秋口、木の葉が散る頃になると落ち葉については、人それぞれ感じ方や考えがあり風情や詩情はあまり関係ないようです。それとは逆に鬱陶しく思われがちでしょう。

 

 そんなことや自分の健康のため、この季節には朝早くから朝日を浴びて落ち葉掃きを行っています。風がある時は道伝いに2-3軒先まで散って飛んでいきますので、落ち葉で苦情が出ないように飛んで行った先まで竹箒で掃き集めます。これは結構良い運動になります。晴れの続く日は良いのですが雨の降った後は、何かの例えのように「濡れ落ち葉」は路面にくっついてなかなか集められません。少しボウズになった古い竹箒が必要です。集めた落ち葉は腐葉土にし再利用すればベストですが、そんなことのできる地べたも無いので残念ながらゴミ集積場に行ってしまいます。

 

 この落ち葉掃きが終わる頃、クリスマスが過ぎいろいろあった令和元年も暮れ、年が改まりオリンピック年になります。