水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2020、鼠年、ネ、子、ね

 今年の干支はネズミ。漢字で表記すると「子」、干支と動物の話で、十二支を決める集まりにいろいろな動物が呼ばれた時、牛の背中に乗ってお釈迦さまの前まで来た時、牛の背から前にチョンと降りて一番札を取ったこと、この集まりの話を聞いた猫は鼠に騙され、違う日に出掛けたため猫年は無く、以来鼠を敵として捕まえ、殺すことにした、という話を昔、子供の頃、お寺の住職さんの講話で聴いたことがあります。十二支の最初の干支「子」。子年は常に「閏年」、因みに私の干支、「申」も閏年のようです。陰陽五行では「陽」で「水」とか。今年、水の被害(渇水や洪水など)や日照りが無いことを祈るばかりです。「ね」の方角は「北」、意味深(北極海北朝鮮)です。

「祢」はひらがなとカタカナの基。平仮名は草書体、カタカナは偏が基のようです。

 

 「ね」は日本語の会話の中では、いろいろなニュアンスをもって用いられます。接尾語か語尾につけて用いられます。相手に同意を求めようとして使う「ね」もあれば、呼びかけで念を押す時の接頭語のようなものもあります。例えば、前者は、「面白い」とか「良い」とか。後者は「ねー、これで良い?」です。

日本語に「ね」があることで、会話が少し穏やかになったり、柔らかくなる気がします。「子」年に会話で上手く「」を使って気分よ良く進みたいものですね~

 

ここまで来て、広辞苑「ね」を調べてみました。専門的には、助動詞、助詞(終助詞、間頭助詞)が出てきました。

助動詞:完了の助動詞「ぬ」の命令形;してしまいなさい、の意。打消し「ず」の仮定形、言わねばならなぬの意。・・・・とあります。

助詞:終助詞;あつらえ願う意。~してください、~してほしい。

  間頭助詞;語句の切り目に入って相手に念を押し、時に感動を表す、

  感動助詞;親しみを込めて呼びかけ念を押すのに用いる、・・・・ねえ。

とも示されていました。     日本語は大変複雑で奥深いですね~

 

「寝」、独寝はさみしい、添い寝は?   峰、嶺も「ね」山の頂。しっかりした麓があってこその頂(いただき)。眺望が得られ見渡せる場所、そんなことの分かるトップこそ現代に求められますね~。    初夢は楽しい夢であってほしいですが。