今年の干支はネズミ。漢字で表記すると「子」、干支と動物の話で、十二支を決める集まりにいろいろな動物が呼ばれた時、牛の背中に乗ってお釈迦さまの前まで来た時、牛の背から前にチョンと降りて一番札を取ったこと、この集まりの話を聞いた猫は鼠に騙され、違う日に出掛けたため猫年は無く、以来鼠を敵として捕まえ、殺すことにした、という話を昔、子供の頃、お寺の住職さんの講話で聴いたことがあります。十二支の最初の干支「子」。子年は常に「閏年」、因みに私の干支、「申」も閏年のようです。陰陽五行では「陽」で「水」とか。今年、水の被害(渇水や洪水など)や日照りが無いことを祈るばかりです。「ね」の方角は「北」、意味深(北極海、北朝鮮)です。
「祢」はひらがなとカタカナの基。平仮名は草書体、カタカナは偏が基のようです。
「ね」は日本語の会話の中では、いろいろなニュアンスをもって用いられます。接尾語か語尾につけて用いられますね。相手に同意を求めようとして使う「ね」もあれば、呼びかけで念を押す時の接頭語のようなものもあります。例えば、前者は、「面白いね」とか「良いね」とか。後者は「ねー、これで良い?」です。
日本語に「ね」があることで、会話が少し穏やかになったり、柔らかくなる気がします。「子」年に会話で上手く「ね」を使って気分よ良く進みたいものですね~。
ここまで来て、広辞苑で「ね」を調べてみました。専門的には、助動詞、助詞(終助詞、間頭助詞)が出てきました。
助動詞:完了の助動詞「ぬ」の命令形;してしまいなさい、の意。打消し「ず」の仮定形、言わねばならなぬの意。・・・・とあります。
助詞:終助詞;あつらえ願う意。~してください、~してほしい。
間頭助詞;語句の切り目に入って相手に念を押し、時に感動を表す、
感動助詞;親しみを込めて呼びかけ念を押すのに用いる、・・・・ねえ。
とも示されていました。 日本語は大変複雑で奥深いですね~
「寝」、独寝はさみしい、添い寝は? 峰、嶺も「ね」山の頂。しっかりした麓があってこその頂(いただき)。眺望が得られ見渡せる場所、そんなことの分かるトップこそ現代に求められますね~。 初夢は楽しい夢であってほしいですが。