水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

朝の新しいルーティン その2

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  前回記事にしました「朝の新しいルーティン」、1か月経って少し変更、ルートを延長・拡大しました。基本的には川崎市の「柿生の里特別緑地保全地区」は同じですが、ルートを倍の長さに伸ばしました。この中には、かっての住宅公団(現;都市整備公団)の麻生台団地が含まれ、その周囲に続き、散歩道その1の「おっ越山保全地区:柿生の里緑地保全地区」ルートが重なります。 

距離にして倍、時間にしても同様に倍、3500歩(その1=2往復)から7000歩(1往復)のルートになり、丘の上り下りが多く、起伏量は大変大きいです。地区幹線道路がルートと交差するため横断時の交通には気を付けなければなりません。いずれにしても天気の良い日の朝(6-7時)に限定して歩いています(添付写真)。

 散歩の後はビッショリ汗をかきます。すぐさま風呂に行き、残り湯で汗を流し、そのお湯は揚水ポンプ写真参照で汲み出し庭の草木に潅水します。昔は水道水を庭に撒いていましたが、水の有効利用(省資源)のため風呂水の再利用をしています。夏の水利用(潅水)で水道水使用節約(節水)のため一昨年から始めています。一挙両得といきたいところです(添付写真)。

 

 ドイツでは、1980年代から集合住宅の一隅に大きな雨水貯留タンクを地下埋設し、住宅周りの緑の潅水用水として利用しています。それに合わせて戸建て住宅でも「樋」と雨水貯留タンクを連動させ、庭の草木の潅水に活用しています。

 「環境に配慮した生活」を小さいことから着実に実践していきたいものです。日本は降水量が多く、ドイツの身近な生活用水の考え方はなかなか広がっていきません。逆に異常気象の集中豪雨による自然災害対策のほうが重視されてきています。

 身近で多様な緑や自然を増やすためには「水」の考え方、取り扱い方にも注視する必要があるでしょう。また、棟内の緑の「質」についても考えたいですね。

 

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