水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

キャンパスは今


    春爛漫、2023年の卒業式も終わり、キャンパスは静かな一時に包まれています。折から例年より10日位早い桜前線の到来、日本大学湘南キャンパスも多くの桜・ソメイヨシノに囲まれ満開で輝いていました。 大変残念ですが、この満開の桜、間もなく訪れる新年度の入学式迄持たないでしょう。桜吹雪が新入学生を迎えることも難しい陽気です。

 過日、人気の少なくなったキャンパスを訪れました。造園学研究室が入っている12号館(組み写真・右)の光景、今年も変わらず春の陽光に当たって輝いていました。藤沢高校への通学路から見上げた本館も桜の古木に負けず堂々とした姿(組み写真・中)。

  かって研究室があった7号館から振り返って本館を見上げると、ここにも桜の古木が満開になっていました(組み写真・左)。

 12号館と本館の繋がり部分から、学部の玄関口を眺めると、その昔、キャンパスの木造校舎があった時から、キャンパスの変遷を見続けてきたオオシマザクラが今年もしっかりと真っ白な花を付け輝いていました。隣接して聳えるクスノキの大木、湘南キャンパスを象徴する古木です(下の写真)。

 間もなく入学する学生、これからも過ごす在校生達を、この古木はしっかりと見届けることでしょう。