水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

運慶展で仏像を見る

わが国で最も著名な仏師といわれる運慶の特別展が、この秋、国立博物館平成館で行われていました。(9月26日から11月26日まで)。大変な人気で11月22日現在で入場者は何と50万人を超えたと報道されています。私は11月16日の週日に訪れましたが入場券売り場…

墓地に想う

私は間もなく73歳になる。以前から一家の主として「墓」について意見を求められてきた。高校を卒業し岐阜の田舎から東京に出て家を構えた。今は亡き父が生前、私の墓をどうするか考えていたようで、故郷に「墓地」を持たせたいと考え、用地を確保していた。…

電柱と景観

先日(11月10日)の読売新聞に写真家、港 千尋氏の記事が掲載されていた。記事のタイトルは「考景・2017、電柱」であった。見出しに「異常な多さ、日常風景に」とあった。見慣れてしまっている電線のある光景に何の疑問も持たずに生活している人には、添付されて…

展覧会巡り  9

葛飾北斎展 「パフォーマー北斎、江戸と名古屋を駆ける」 を見る 10月20日、すみだ北斎美術館に足を運んだ。葛飾北斎は、江戸の下町墨田で生まれ、90歳まで画業を全うし、それでなお「未熟」を口にして亡くなった。今から200年前の57歳の時には名古屋で大ダ…

東海道五十三次  今・昔  その十三

長らく夏休みをしていましたが秋風に誘われて、またぞろ一人旅など「あるき;歩き、或る記」がしたくなって宿場巡りに出て行きました。夏前に辿り着いた宿場は掛川(6/14-16)でしたので、その続きの上洛・京上りとなります。 この夏はいろいろなことがあり…

Stadt + Grün No.6

暫くご案内が滞っておりました海外研究情報、ドイツの造園行政機関誌「都市と緑」(Stadt und Grün)の、その後の内容報告です。前回までに2017年8月までご案内しております。今回は9月号の内容のご案内です。 公園緑地に多くの歴史的遺産が共存する例は少なく…