水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2021-01-01から1年間の記事一覧

干支絵馬の整理 2

長年に亙って集めました絵馬には、その大きさ、図柄、形などいろいろありますが、以下にその区分に合わせて説明していきましょう。 絵馬の大きさ 我が家にある絵馬の内、最も大きな絵馬は近江国・多賀大社の絵馬で、30cm×16cm, 厚さ2cmです。普通、一般的な…

干支絵馬の整理 1

干支絵馬をはじめ色々な社寺での絵馬集め、何時頃から始めたのでしょうか? 事の始まりは、ご多分によらず祈願を絵馬に託しお願いすることによります。結婚してから子宝に恵まれますようにとか、子供が生まれれば、その子が順調に元気に成長しますようにとか…

海外雑誌での研究 13-2

13-2では、引き続き 4~6の報告事例について紹介します。4)はバッタ類について、5) はノルトランウエストファーレン州におけるブタクサ(Ambrosia artemisiifolia)との戦い15年、6)はミズナラ林における老・古木、枯死木の保全についてです。 4) Heuschreckenfauna a…

海外雑誌での研究 13-1

ドイツ、ノルトランウエストファーレン州の機関紙「Natur in NRW」2021年 第3号 が送られてきました。 今年、コロナ大流行の中での第3号の内容は、以下の通りです(原文転記) 1) Artenschutzprogramm Feldhamster N.W. 2) Rettung in letzter Sekunde? Zum Stand der Stue…

落ちたところが悪かった

久しぶりに散歩に出ました。何時以来でしょうか。コロナ(covid-19)で国中が大騒ぎになり始めて丸2年になります。すったもんだのオリンピック、パラリンピックも、何だかんだと言いながら大過なく終了しました。何時、何処からこのコロナ大流行が始まったのかも、ハッキ…

海外雑誌での研究 12-2

今年コロナ大流行の第2号の内容は、以下の通りです(原文転記;前号同)。 1) Neue Instrumente fuer die Waldbewirtschaftung im Klimawandel 2) Pflanzenvielfalt an der A40 im westlichen Ruhrgebiet 3) Bedeutung temporaerer Gruenland-Schonstreifen…

海外雑誌での研究 12-1

ドイツ、ノルトランウエストファーレン州の機関紙「Natur in NRW」2021年第2号が送られてきました。 今年コロナ大流行の中での第2号の内容は、以下の通りです(原文転記) 1) Neue Instrumente fuer die Waldbewirtschaftung im Klimawandel 2) Pflanzenvielfalt an der …

世界競技会、スポーツ交流、コロナ

オリンピック、選ばれたスポーツの4年に1回の世界大会、すべての競技(オリンピックに相応しい選ばれた競技=IOCが種目決定)の選手、スポーツ関係者、大会関係者、それと内外のマスコミ関係者など、オリンピック大会期間中に日本を訪れる人はどの位いるのでしょうか。少なく…

盛土・切土と土地造成

何たる大惨事でしょうか。まさかがまさかでない現代。いつでもどこでも起こりうる事なのでしょうか。熱海市伊豆山の土砂崩れ、土石流。 大都市近郊の丘陵地における宅地造成を長く見てきた者の一人として、また研究の一端で高速道路の景観を調べ、見てきた者…

AI全盛、人と人の繋がり・絆やいずこへ

AI なんでもすべてAIがやってくれる喫茶店が誕生しました。コーヒー豆を炒る所から熱湯を注ぎそれぞれの銘柄に合った淹れ方でカップに注ぎ、注文した客の前に出てきます。それらすべてをAIが操作し、機械が居座る無人のカウンター内から皿に乗っかったコーヒ…

街路樹その後と大木

私のブログも既に5年以上経過し、昔書いた記事は何だったのか、何書いたかを思い出せないくらい、私も年1年1年歳を取って先が気になるようになっています。 昨年の同じ頃(5月20日)に「哀れ街路樹」を書きました。その後が気になって、最近同じ現場を見に…

造園学研究室50周年記念誌 発行!

日本大学生物資源科学部生命農学科 緑地環境科学研究室(当初;造園学研究室)が創設50年を迎えたのは昨年、本来東京オリンピックが開催される予定だった2020年(令和2年)でした。1970年に創設された研究室は、それぞれの時代の流れの中で偉大な先生方の薫…

海外雑誌での研究 11-2

ここでは11-1に引き続き、以下の3編の事例報告について、その概略を示します。 3) Das Roehricht kehrt zurueck Erste Ergebnisse aus dem LIFE-Projekt "Reeds for LIFE--Lebendige Roehrichte" 水辺・ヨシ帯の復元 LIFEプロジェクト「ヨシ植栽ーーLIFE」の成果…

海外雑誌での研究 11-1

ドイツ、ノルトランウエストワーレン州の機関紙「Natur in NRW」2021年,1号が送られてきました。 第1号の内容は、以下の通りです(原文転記) 1) Feuchtwiesenschutzgebiet: Zustand in NRW 2) Vielfalt durch extensive Gruenlandnutzung 3) Das Roehricht kehrt zurueck…

日記と写真 (記録すること)

コロナ禍の中、もう1年以上になります。昨年の春は何とも味気ない、辛い記録に残る春になっていました。卒業式や入学式が、次第に猛威を振るうコロナに負けてどこかへ吹き飛ばされてしまいました。コブシや桜は毎年同じように綺麗な花を咲き誇りましたが、…

春の息吹

令和3年、2月下旬。関東地方は晴れ間が続き気温の高い日が続いています。春先の気象は三寒四温で日に日に春めくと言われていますし、かっての日記帳を紐解くと3月下旬、卒業式の頃に春の雪が積もったこともあります。突然の季節の逆戻りは、それほど珍しくあ…

海外雑誌での研究 10-2

10-2では引き続き下記の3篇の報告についてその内容の概略を示します。 3)Naturkapital artenreiches Gruenland 種の多様な牧草地の自然資源性 著者:Apl. Prof. Dr. Mechthild Neitzke 問い合わせ:mechthild.neitzke@gmx.de: 報告者のナイチェケ博士…

海外雑誌での研究 10-1

ドイツ、ノルトランウエストワーレン州の機関紙「Natur in NRW」2020年,4号が送られてきました。 第4号の内容は、以下の通りです(原文転記) 1)Der qualitative Zustand von FFH-Lebensraumtypen in NRW 2)Vertragsnaturschutz in NRW ---Bilanz und Herausforderunge…

映画鑑賞 その2

世界的な大戦(第二次世界大戦)が無くなってから75年になります。この間、世界を巻き込んだ戦争は起こっていませんが、この地球上で部分的な地域紛争や国内騒動は毎年どこかで起こっています。それが宗教的な背景やら体制への批判に絡んだもの、自分たちの…