水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

富士自然教育センター:  貴重なる蔵書・資料

日本庭園史にその名を残されている吉永義信先生のお名前をご存知の卒業生の方、何人ほどおられるでしょうか。先生に教えを受けた人達の多くがすでに亡くなられています。先生は、東京大学農学部を卒業され日本庭園史に関する調査研究を進めてこられましたし…

東海道五十三次 今・昔  その六

大磯発ち(大磯から歩き始め)に倣って早朝4時起床、小田急線下り始発電車(5:12)に乗って本厚木へ、本厚木で急行小田原行が待っており乗車し終点で箱根湯本行に乗り継ぎました。湯本に6:45着、手洗いを済ませて6日目の行軍を開始しました。駅から早川に懸…

川沿いの桜並木 あれこれ

私の家の近くに麻生川があります。昭和30年ころまでは里山が広がり、田畑が川沿いに多く見られた地区を流れています。近くで流域面積が大きい鶴見川に合流し横浜市から東京湾に注いでいます。以前には谷戸水田も幾らか潤していたのでしょうが昭和40年代以降…

富士自然教育センター:FNECの春

造園学研究室並びに緑地環境計画学研究室の卒業生の皆さん、お元気でご活躍、お過ごしのことと思います。今年の春はどうもスカッとしません。なんとなく寒暖の差が激しく、草花もどうして良いのか分からず、グズグズして動きが全く安定しません。例年、3月25…

東海道五十三次 今・昔  その五

旧東海道、神奈川県には東に川崎宿、西には箱根宿、その間に7宿(計9宿)あります。これまでに既に7宿(川崎~大磯)間を歩き、歴史上の遺跡、史跡、神社仏閣などを訪れ、いろいろな風景を眺め、事象や言い伝えを学んで歩き続けてきました。4月に入って例…

東海道五十三次 今・昔  その四

その三では、東神奈川宿から藤沢宿までの道程を報告しましたが、今回は藤沢宿から大磯宿までの様子をお伝えします。その三は横浜の丘陵地に懸かり、また三浦半島へ続く地形的な特徴があり、鎌倉から三浦半島へ延びる丘陵を横切るように東海道があったため、…

NRWの自然(Natur in NRW)  内容紹介  

定期刊行物であるNRWの自然(Natur in NRW;季刊誌) 2016年No.4号と2017年.No.1号の内容について報告する。 2016.4号の特集は「各種草地の保護;Grünlandschutz)」について報告している。ドイツでは草地(Grünland)として、放牧牧野、刈り取り牧野、河川や…