水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

新年2024、アラカルト

 2024年の年が明けました。開けたとたんにとんでもない事態に陥りましたね。予期せぬ出来事でした。(人間、長い人生の中にはこんな新年もあるのでしょうか

 

 私の年越しはいたって静かでした。特別大晦日だと言って何をするでもなく、淡々と同じ日の流れのなかでの年越しでした。大晦日は早めに床に入り新年を迎え、初日の出を礼拝しようと、例年通り昇る初日が見られる近くの緑地へ。日の出時間を前に6時から待機。東の空は日の出を待つように薄黄色の水平線が茜色から徐々に赤く広がり、遂に太陽が雲間を抜けて輝きました(6:50頃)真っ赤。輝く初日に家族の健康と多幸を祈り足早に初詣へ。

例年の初詣では、もう何年も前から都内赤坂・日枝神社、新宿・明治神宮の2社を巡ることに決めています。明治神宮を参拝後、電車で我が家に向かいました。時間はもう、10時になろうとしていました。

 「能登地震」が元旦、午後発生し、以後はそのニュースの報告でもう10日を過ぎています。能登半島の位置的、地学的、地理的特性に沿って地域が生まれ今日まで続いてきています。道路事情の悪さはその反転でもあります。災害救助の点ではなんとも簡単に手の付けられない状況で、遅々として進まず歯痒くもあります。

 

 そのニュースを苦虫をつかんで聞いているうちに、なんとコロナに罹り「微熱」、「痰や咳」、「ふらつき・怠さ」に襲われ罹りつけ医院の先生から「5日間以上の隔離」を宣告され高価な薬を処方されました(ラゲブリオ・カプセル200mg:MSD株)。6日間にわたる寝正月・隔離の床の日々でした。

80歳を迎える歳の我が身には、印象深い辰年2024年の始まりとなりました。