水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

北斎 余話 その3

浮世絵版画の美術館として都内原宿にある太田記念美術館は良く知られています。浮世絵版画はじめ浮世絵肉筆画などの蒐集で有名で、建物の規模は大きくないですが良く知られた美術館です。ここで令和4年の春から「北斎とライバルたち」の展覧会をしています(…

北斎 余話 その2

浮世絵木版画、諸国名所図絵と言えば北斎の富嶽三十六景や諸国瀧廻り、諸国名橋奇覧の他、安藤広重(歌川)の東海道五十三次や江戸名所百景が良く知られています。この北斎と広重はほぼ同じ時期(江戸時代後期)に諸国の風景や風物を描いています。北斎は176…

北斎・余話 その1

北斎の諸国風景描写の原点は、40歳代から50歳代の頃、盛んに旅に出て描いています。さらに70代になり富嶽三十六景や諸国瀧廻り、諸国名橋奇覧の大判錦絵や漫画を出しています。年齢に伴った老いの欠片は微塵もなく、引っ越し転居を繰り返しながら作品制作に…