水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2022-01-01から1年間の記事一覧

神社の神聖性が?

今こそ他分野との相互理解や環境を考えた広い視野が求められると思いますが。 先日の読売新聞朝刊(2022.12.19)に「神社本庁 総長 決まらず」の記事が載りました。その記事を読むと、神社本庁は、今、世間で注目を集める宗教法人と同じ宗教法人組織、1946年…

愛機との別れ

私は間もなく、誕生日を迎えますが、今年で78歳になります。終活を考えさせられる歳でもあります。家庭でも、もしもの時のためにきちんとした終活のための記録を留めておくようには言われますが、まだまだ、の考えが強く十分な対応をしていません。 持ち物…

金木犀の剪定

ドイツの文献の紹介記事を始めてから、もう大分時間が経ってしまいました。以前は入手して直ぐに概略を訳してブログに載せ、ドイツのノルトランウエストワーレン州での「自然保護と緑地保全」の動きを紹介してきました。 最近では根気が無くなってきたのか、概略紹介記事…

手紙・葉書、郵便事情の変化

(集配日、時間を示す。「お知らせ」で土日の配達無し明示) 今日、令和4年8月6日、先の世界大戦で広島に原子爆弾が投下されて77年が経ちました。時代は大きく変わって来ていますが、ロシアや中国の最近の動き(覇権的な動き)を見ていると時代は1世紀経とう…

落ちたところが悪かった その2

この記事(その1)を最初に書いたのは、ほぼ1年前の令和3年(2021)9月15日、コロナ騒ぎが2年目に入って猛威を振るう中、幸い東京オリンピックも無事に終了した後でした。 今、またぞろコロナ騒ぎが再発、ウイルス自体が激しく変化・対応して今はBM5ー75とやらがやた…

海外雑誌での研究 16-1

ドイツ、ノルトランウエストファーレン州の機関紙「Natur in NRW」2022年 第2号 が送られてきました(2022.06.29)。 2022年の2号には①風力発電施設の開発・利用とNRW州におけるEU鳥類保護地域、②テュルピッチャーボルデ地区における耕地鳥類保護の報告の2編、③NRW州におけるFFH…

北斎 余話 その3

浮世絵版画の美術館として都内原宿にある太田記念美術館は良く知られています。浮世絵版画はじめ浮世絵肉筆画などの蒐集で有名で、建物の規模は大きくないですが良く知られた美術館です。ここで令和4年の春から「北斎とライバルたち」の展覧会をしています(…

北斎 余話 その2

浮世絵木版画、諸国名所図絵と言えば北斎の富嶽三十六景や諸国瀧廻り、諸国名橋奇覧の他、安藤広重(歌川)の東海道五十三次や江戸名所百景が良く知られています。この北斎と広重はほぼ同じ時期(江戸時代後期)に諸国の風景や風物を描いています。北斎は176…

北斎・余話 その1

北斎の諸国風景描写の原点は、40歳代から50歳代の頃、盛んに旅に出て描いています。さらに70代になり富嶽三十六景や諸国瀧廻り、諸国名橋奇覧の大判錦絵や漫画を出しています。年齢に伴った老いの欠片は微塵もなく、引っ越し転居を繰り返しながら作品制作に…

大英博物館・北斎展

令和4年5月16日(月)、東京ミッドタウン内、サントリー美術館における大英博物館・北斎展を見に行きました。地下鉄千代田線・乃木坂駅は前にも日本近代美術館での色々な展覧会で訪れたことがありますが、ほぼ反対側方向にある東京ミッドタウン内のサントリ…

海外雑誌での研究  15-2

15-2では、以下の3篇について概要を書きます。 3) Die Kalkmagerrasen im nordrhein-westfaelischen Teil der Eifel (アイフェル地域におけるNRW州の石灰岩丘陵斜面草地) Flaechenbilanz und aktueller Zustand (草地の変遷と現状) 著者:Dr. Linda Trein 他3…

海外雑誌での研究 15-1

ドイツ、ノルトランウエストファーレン州の機関紙「Natur in NRW」2022年 第1号 が送られてきました。 一昨年来、コロナ感染症(変異株;デルタ、オミクロンの大流行)の中での発行、ドイツも大変なようです。発行後、まさかロシアによるウクライナ侵攻が始まるとは、編集者は万に一…

早春の鎌倉散策

春分の日、春3月お彼岸を前に暖かな日が続きました。世の中、暗く辛いニュースばっかりの中、世の喧騒を離れて少し静かに早春の古都を訪れたいと思い、今ドラマで盛り上がっています鎌倉に足を向けました。 鎌倉は南の海に向かって開け、後ろに切り立った丘…

「勝ち歩き」のルーツはここに! 血は争えません。

コロナ感染症の世界的大流行の時代、2022年に入って突然、世界が侵略戦争の嵐の渦の中に落ち込んでいます。核の時代、いざこざはあるとしても他国への侵略戦は考えがおよびません。ロシアとウクライナの戦争は、その解決策が見つからないまま1か月以上が経…

庭木切り倒し

先日来、暖かな日が続いています。我が家の小さな庭もいろいろな樹木や草花が春を告げて咲き誇り、若葉の芽を動かし始めています。小さな狭い庭も実生から育てると空間的に心配することなく、小さな木々の成長を楽しみにして過ごしてきました。 この地に我が…

海外雑誌での研究 14-2

14-2では、引き続き 3~5の報告事例について紹介します。3)はノルトライン・ウエストファーレン州におけるザリガニ(Astacus astacus)のプロジェクト20年について、4)はノルトライン・ウエストファーレン州におけるサトヤマネ(Eliomys quercimus)の生息現況、5)はドイツ野鳥保護会議(2021.09.1…

海外雑誌での研究  14-1

ドイツ、ノルトランウエストファーレン州の機関紙「Natur in NRW」2021年 第4号 が送られてきました。 一昨年来コロナ感染症(変異株;デルタ、オミクロンの大流行)の中での発行、ドイツも大変なようです。 その巻頭言で「コロナの緊急事態で在宅時間やテレワークの増加、人々の集まるこ…

新春雑感 

令和4年の新玉の年、静かに開けました。新年明けましておめでとうございます。 まずは型通り、本年も何卒よろしくご指導ご鞭撻お願い申し上げます。 昨年の私の周りのニュースからご報告し、今年の新年正月から七日正月までの雑感を記したいと思います。 202…