水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

2019-01-01から1年間の記事一覧

ヴィクトリア女王 今昔

まもなく平成が終わろうとしています。元号の変更は、これまで明治以降は天皇陛下の崩御に伴って進められてきましたが、平成天皇はご高齢になられ、グローバル化社会と関連してご公務の遂行が大変になったこととも関係しているように思います。 象徴天皇として…

白濱神社・白浜海岸

旅の楽しみは、この歳(74)になって初めて、少し余裕をもって見たり聞いたりできることでしょうか。若かりし頃は、目的・目標があり、時間が限られ、細かな点まで訪ねることができずに過ぎていきました。今では、時間的余裕もできて、今まで知らなかった地方…

ヒヤシンスの栽培・その後

ヒヤシンスの水耕栽培は小学校の理科の課題で育てた方も多いでしょうね。年末から新年、冬の期間、部屋の中や屋外に花が少なくなる頃、部屋の暖かさで育って2~3月に薫り高い綺麗な花をつけます。店先では花が少し見え始めた頃に店頭に並びます。3球位植え…

染付の魅力

友人から染付の展覧会鑑賞券を頂きました。もともと陶磁器に少なからず興味があり、中でも日常生活でよく使われてきた有田焼などには、昔の郷里岐阜での生活とも相まって、何かと気になる焼き物です。好き物が高じて、以前、研究室の卒業生が九州福岡周辺に…

超一流には超一流の喜びや苦しみが、

2017年制作、フランス映画「私は、マリア・カラス」を見ました。物凄く感動し、館内に響く彼女の歌声で体中が痺れる感覚を味わいました。映画全体を見てからの感動ではありません。始まってしばらくして、彼女のアリアの場面となり、その歌声を聴いただけで…

何でこうなるの? どうしてこうするの?

空に向かって伸び伸びと大きくなりたいなー 自由に枝を横いっぱいに広げたいなー 新宿御苑の芝生広場にあるように 垂直にも 水平にも 高く、長く、太く、見上げるような大きさに 名前の由来の花が咲くように ここに来たのはずいぶん前だなー 見晴らし良くて…

研究室卒論発表会

平成31年2月8日、日本大学緑地環境科学研究室(旧造園学、緑地環境研究室)の卒業研究発表会がありました。平成14年11月に定年退職してから後、各年度の2月、恒例の卒業研究発表会に案内頂いていましたが、なかなか参加できず今回久しぶりに聞きに行ってきま…

海外雑誌でのニュース  3

ドイツのノルトライン・ウエストファーレン州には世界的に有名な工業地帯、ルール地域があります。世界的に有名な重厚長大企業(鉄鋼業、石炭業他関連工業中心に)が、イギリスの産業革命と並び国力増強を旗印に19-20世紀をリードし、2度の世界大戦を経て大工業地帯を形成し…

海外雑誌でのニュース  余話

海外雑誌のニュースについて2編書きましたが、「ヒバリ」について関連することを少し書き足します。 ドイツでは環境保全、改善キャンペーンの対象として、省庁の壁を越えて進めることは、それほど珍しいことではなく、かなり以前から進められてきています。 「…

海外雑誌でのニュース  2

ニュース 1でお話しした続きです。私はこの雑誌を1993年から読んでいますので今年度で 25年目になります。1997年No.4(冬号)の最初のページに「1998年の鳥」として「ヒバリ」が指定になった記事が載っています。ドイツ自然保護協会(NABU;Naturschutzverband Deut…

海外雑誌でのニュース 1

私の定期購読している専門誌はドイツ・ノルトライン・ウエストファーレン州自然保護・環境保護局の雑誌 ”ノルトライン・ウエストファーレン州の自然(Natur in NRW)です。既にこれまでにも幾つか研究事例をブログに報告してきた季刊雑誌で、先般今年の4号(4/2018)が来ました。 主要テーマは①NRW…