2024年の師走、太平洋側では快晴、日本海側では大陸からの寒気が日本に流れ込んで雪降りが続き、日本の半分づつが乾燥状態と雪の冬に分かれての中で静かに暮れていきました。我が家伝統の松飾は29日は日にちのゴロ合わせが良くないし、31日は一日飾りで昔から忌み嫌われています。例年30日に手作りの門松を作り設置するようにしています。松の新梢は買い求めますが、竹(クマザサ)、梅の枝は近くの社寺で分けてもらい作成します(2024年の年末も)。我ながら上手くできました。
年が新まっても天気の様相は変わらず、2025年が始まって関東地方では快晴が続き、比較的暖かな新年の始まりでした。初日の出は太平洋側では概ね良く見ることができたようです。
私は例年通り、近くの小高い丘の公園で初日の出(6:54)を拝みました。ここ2~3年今年同様に荘厳で美しい見事な元旦の初日の出でした。
日の出を見た後、一人での初詣、例年通り都心に足を延ばしました。今年も都心の日枝神社と明治神宮への参拝です。大晦日から新年にかけての「年越し初詣」は例年、この2つの神社、ものすごい人出となり、夜空の寒い中での参拝に長い待ち時間が掛かることで良く知られています。参拝者整理のため警察官が車に乗って誘導する姿は新年初詣のお馴染み風景のようです。
その人出を避けるためには、初詣で客の波が一段落する元旦の午前8時~11時頃が比較的良いとされています。午後の人出が多くなる前に両神社の参拝を済ませました。神社では参拝者が破魔矢、干支絵馬、神社札、各種のお守りなどを買い求める人が多いため、その窓口を設けるのに苦労しているようです。今年も世相が落ち込んでいるためか、それらを各種、買い求める人が多く、境内の狭い日枝神社では長蛇の列ができ時間を要しました。明治神宮では以前、社の境内の一角に複数個所、販売所がありましたが、人波が多くなり参道から少し離れた場所に移動を余儀なくされたようです。
国民の5人に1人が後期高齢者の世になり、老人にとっては腰を下ろして休む場所が無いのは何とも辛いものがあります。去年今年のように天候に恵まれれば問題はないのですが、これで雨でも降ろうものなら何とも苦痛(寒く冷たく濡れる)の初詣になるのは必定でしょう。初日の出を見、神社に初詣、賽銭を投げ願いを事を祈願して干支絵馬を買い求め昇った陽の光を浴びて家路につきました(正月初詣)。