水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

最近の心配事

食欲の秋、読書の秋、錦秋の景観など素敵な季節の到来となっていますが、日大造園研の卒業生の皆さん、お元気でお過ごしのことと思います。食欲も読書も、また素晴らしい景観を楽しむ「旅」も健康であればこそ十分に味わうことが出来ます。自らの歳もあってか、日常当たり前のように感じている「健康」に、時折心配事が入ってきます。 

 今年になって病・ガンに、より注目が集まっています。社会的に有名な人が、この病に襲われ、闘病生活がテレビや新聞・週刊誌で取り上げられ衆目を集めています。

 私のように70歳を越える高齢者はまだしも、家庭や社会で働く30-40代の若い親がこの病に襲われ闘う状況は大変です。小さいお子さん二人の若いお母さん、真央さんの闘病はその一つでした。他にもNHKやNTV(24時間テレビの番組中で)でも類似事例が放送されました。ガン専門医の先生であっても罹病は例外ではなく、ドキュメントを通して早期の健康診断の重要性や病についての知識・理解の大切さがたびたび放送されています。

 

 私の大学勤務時代、昭和60年以後研究室所属学生に女子学生が増え、女子の多い傾向は現在も続いており、明るく華やいだ色っぽい雰囲気を研究室に生み出してきています。卒業生の年齢から20-30代、結婚して子育てや家事、仕事に忙しい日々を過ごしておられる方も少なくないでしょう。普通、自分の体の状態にまで注意が行かないのは当然です。

 成人男女とも35歳以下では人間ドックのような健康の精密検査は普通ありません(簡単な健康診断のみ)。私の時代もそうでした。45歳を過ぎてから健康診断(ドック)が義務になったように記憶しています。

 病への対策は「早期発見」「早期治療」と言われています。前に書いた事例にあるように働き盛りの若い男女(結婚して親になっている方)の卒業生諸君には、無理してもこの健康診断・検査は是非してほしい、と思っています。

 「胃がん」検診・発見では胃の中のピロリ菌検査が重要だと言われています。私もこの歳になり始めて検査を受けました。最初の検査は失敗、再度やり直して菌がいないことが判明し安心しましたが、もし存在したら精密検査に入ることになったでしょう。

 自覚症状が無いのが胃がんの特徴でもあるようです。卒業生の若い夫婦の人達に、取越苦労、世話の焼き過ぎ、お節介迷惑、と言われるかもしれませんが、気に留めてもらい、病院に足を運んでもらえることを祈ります。

「そうだ! 健康診断・検査に 行こう」

 

年寄りの冷や水ですが、身近で心配事が気になり、こんなブログを書きました。