水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

干支絵馬と干支タオル 2

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 卒業生が私を囲んで年末に集まり飲み会を開催しています(今年は事情(コロナ禍)で開催中止)。それを称して「勝飲み」と言っています。平成20年3月研究室卒業の学生が中心で毎年12-3人集まり楽しい忘年会になって旧交を温めています。

 

 いつの頃からか、この集まりに年越しの記念品として「干支タオル」を作り参加者はじめ、ほかの人への記念の品として贈ることを思いつきました。

タオル地に次の年の干支の動物をデザインしたタオルです(添付写真)。毎年年末になると次の年の干支のデザインに苦心します。タオルに描きいれる干支動物の大きさはほぼ決まっているため(電動刺繍ミシンで制作のため)、ある程度の自由さは無くなります。図柄や配色は用いる糸の色と関係しますが、せいぜい5色が限界です。今年は子(ネズミ)年でオリンピックが計画された年であったので、ネズミと五輪を合わせデザインし作りましたが(年賀状のイラストと同じ)。白地に後ろ向きのネズミ、その尻部分に五輪マークでした。思いは良かったのですがオリンピック開催はコロナ禍で延期になってしまい意気消沈です。

 

 この干支タオルは、特定団体(地域活動支援センター 夢屋;☎044-733-6231)が身体にハンディキャップのある人たちの働き場として、運営され、刺繍タオルなどの制作・販売を中心に活動し作成されています。その人たちの力を借りて毎年干支タオルを作成してきました。私の定年記念の祝賀式(2015.02.28 品川プリンスホテル)の引き出物としても、このタオルを400枚ほど制作し、参加してくださった皆さんに配りました。また、私が大学在職中の勝野ゼミナールでは、ゼミ生の卒業を祝して「ゼミ勝タオル」なるものを作成し学生諸君に卒業式当日、記念品として渡していました。

 

 今年、研究室創設50年の記念の年であり、その記念品としてこの刺繍タオルを制作し参加者に配る予定にしておられるようです。楽しみです。

 

 追)来年の丑年の干支タオルは先日作成しました(添付写真)。