水と緑と自然、それは「にわ」

都市や農村における緑地の在り方、自然環境の資源とその保全、「にわ」の設計と維持・管理

金木犀の剪定

 ドイツの文献の紹介記事を始めてから、もう大分時間が経ってしまいました。以前は入手して直ぐに概略を訳してブログに載せ、ドイツのノルトランウエストワーレン州での「自然保護と緑地保全」の動きを紹介してきました。 最近では根気が無くなってきたのか、概略紹介記事の作成に時間がかかるようになって来ています。

 それだけ、海外研究情報の紹介に、やる気が少し力が入らなくなってきているようです。いつもですと2-3週間で紹介記事は終了するのですが、今回は、2号の紹介が終わらないうちに3号が来てしまいました。まだ、3号は全く手を付けていません(気になっていますが)。

 今回は、それに触れないで他の記事を書くことにしました。

 

 時ならぬ冷え込みで震え上がった、ここ2-3日。急に30℃の世界から14-5℃の世界になりました。体調を整えるのに苦労する週末です。

 強い冷え込みになる前の秋の快晴に合わせて、庭の隅に成長した金木犀(樹高4.5m樹冠2m)、今年は花が沢山付いて満開になり、秋晴の空の下その芳香が時折吹く微風に乗って広がっていました(添付写真=1)。 そこへ予期せぬ冷え込みと冷たい雨。芳香も可愛らしい橙色の小さな花も、あっという間に地上に散り濡れて、地面を橙色の絨毯にしてしまいました。

 今年の夏、旺盛に伸びたこの金木犀、花が終わったら強剪定し枝を詰め切り戻すことに決めていました。花も終わったので剪定作業をやろうとしていたのですが、この冷え込みと寒さで遅れてしまいました。やっと、雨がやんで晴れ間がのぞきそうになった寒露の土曜、早速作業着に着替え、鋏鋸を腰につけて仕事に掛かりました。

 ほぼ1m~1.5m、幹枝や太枝、細枝を切り詰め、切り戻し、サッパリとした形にしました(添付写真=2)。

 幹吹きの若枝、枝先からの新梢は来春までに沢山出ることでしょう。1-2年後には、その新梢に花を付け、また芳香が漂うようになるでしょう。